フランス留学のためにミニマリストになりたい女

アラサーでフランス音楽留学中の女が奮闘する記録。

フランス留学前コンサート準備日記②

こんなご時世ではありますが、フランスの学校関連も再開しているようなので、基本的には来年留学したいな・・・と思っています。そんな留学前に一度コンサートを開催しよう!ということになり、ゆるりと準備を進めているので、その様子です。

 

kyonsoprano.hatenablog.com

 

コンサートの会場を決めたので、具体的なプログラムを組んでいきます。

 

やりたい曲があるからコンサートをするのか、コンサートをするから曲を決めるのか、どちらもありえます。

理想はやりたい曲があるからコンサートをする、という方が目的がはっきりしていいですよね。ですが、共演者との兼ね合い、お客様の傾向など色んな要素を加味して最終的にプログラムは決まっていくものです。

 

今回の場合は、フランスの作曲家のものをやるのは決まっていました。

とはいえ、

①オールフランスもの

②フランスものと、他の言語一つ

③フランスものを含む様々な言語の曲

など、選択肢は色々あります。

 

また、ある年代の曲に絞るか、歌曲(ピアノ伴奏を伴う室内楽的な声楽曲)かオペラか、など色々な角度から検討する余地があります。

 

個人的にあまり散漫なプログラムにしたくなかったので、上の選択肢であれば①か②かな、と思っていました。

とはいえ、全てフランスものにする場合少し変化を持たせるためにも歌曲とオペラを混ぜるなど工夫が必要かなと思いました。

私はあまりオペラのレパートリーがないので、全てフランスもので変化をつけたプログラムを組むのはなかなかイメージがつかなかったので、②のフランスものともう一つの言語で構成することにしました。

 

もう一つの言語の候補としては、イタリアもの、ドイツもの、日本もの、といったラインナップでした。

イタリアものにした場合はやはり歌曲よりオペラになるかな、というかんじですが、イタリアオペラとフランス歌曲だとあんまり組み合わせがよくない・・・ので却下。

 

ドイツリートとフランス歌曲の組み合わせは、異質ながら離れすぎていないかんじで結構いい組み合わせな気がします。

フランス歌曲と日本歌曲、という組み合わせも考えましたが、悪くないけれどちょっと選曲が難しいかな・・・という感じ。

 

ということで、ドイツリートとフランス歌曲を大きな枠として構成することにしました。

それぞれにソロと重唱の曲をピックアップして並べつつふるいにかけていきます。

並び次第ではちょっともったりしすぎてしまったり、一つピースを変えるだけでもスッキリとまとまったり、結構考えるのは楽しかったです。

2,3回打合せをしてほぼプログラムを決めました。

誰でも知っている曲、は正直ほとんどないプログラムですが笑

でもどれも美しくて親しみやすい、聴きやすいプログラムになったと思います。

普段クラシックを聴く人も聴かない人にも、楽しんでもらえるのではないかな、というプログラムになったので、ぜひいろんな人に聴いてほしいなあと思います。(あとはそれを楽しんでもらえる演奏ができるかですね・・・笑)

やりたかったのですが今回は残念ながらプログラムに入れられなかった曲もいくつかあるので、また別の機会にとっておくことにします。

 

プログラムを決めたら、今度はチラシの制作に入ります・・・!