フランス留学のためにミニマリストになりたい女

アラサーでフランス音楽留学中の女が奮闘する記録。

もし学生時代に戻れるなら妄想

あの頃に戻りたい・・・と思うことはあるでしょうか。

私は実は今が人生で一番まし・・・!と思っているので、過去に戻りたいと思うことはないのですが、もし戻ったとしたらもうちょっとうまくやれる・・・と思うことはあります笑

それは音大時代の過ごし方です。

あの時の自分の視野、能力としては精一杯やっていたつもりですが(大学卒業する時に卒業要件の倍近い単位取ってましたからね!笑)今の自分だったらもっと違う過ごし方をしたな・・・と思います。

 

最大のポイントは、なまじ小学生~高校時代まで優等生?だったために、「先生の言うことを忠実に聞いていればそれだけである程度の合格点に達する」という思考で過ごしてしまったこと、そこから脱するのにかなりの時間を要してしまったところです。

 

一般大学でもただ言われるままに勉強しているだけでは就職活動で苦戦してしまう、ということはありそうですが、こと音楽の世界ではどんなに真面目にレッスンを受けていても、やはり漫然と先生のいうことだけをこなしていたのでは成長は微々たるものだと思います。

 

自分と一番向き合ってくれるのは自分しかいないのです。

自分の声ってなんなのか、自分の奏でたい音楽はどんな音楽なのか、自分がやりたいことはなんなのか、もっとシビアに考えて色々な学びの場や先生に出会いに行くべきだったな・・・と今となっては思います。

やはりたんたんと個人レッスンに通っているだけでは、そこは深まっていかないのです。

そういうことを突き詰めてくれる先生もいるかもしれませんが・・・結局は本人の問題なので。

 

今となってはバロック音楽を勉強し始めている私ですが、興味は学生時代からありました。でも当時はバロック音楽をやりたくても何から始めていいのか、誰が教えてくれるのかもわからないため、何もしないまま学生時代を過ごしてしまいました。

今とはなっては、講習会を探したりして入口を探すことはいくらでもできたと思いますが、当時はそんな発想もなく、遠回りしてしまったな・・・と思います。

(でもそんな遠回りも必要な時間だったと思えているので後悔はしていないのですが!)

 

もう一つはもっと大学生の特権を使うべきだったということです。

今フランス留学を計画していますが、学生時代であれば単位交換だったり、留学プログラムなど本当に有利な条件で留学できる仕組みがあります。

今自分が学生だったらなぁ・・・と本当に思います。

学生時代もそれなりに忙しくしていたので、無駄に過ごしたつもりはないですが、当時留学していたら本当に簡単に行けたな・・・と思います。

 

音大時代については、色々ともったいなかったな・・・と思うことは多いですが、そう思うのも今の色々な経験を経たからこその考えです。

いつも今がベスト!という気持ちでいれば、遠回りしても無駄にはならないと思っています。