ハムレット@パリオペラ座バスティーユ
パリに来てから、本当にたくさんのオペラや演奏会を見ているのですが、全然ブログに残していない・・・。
すごくもったいないと思ってはいるのですが、見に行くペースとブログを書くペースが合わないんですよね。。。
とはいえできる時はアップしよう!ということで、先日行ってきたバスティーユのハムレット。
新制作ということでわりとモダンな衣装や装置の画像が先行して流れてきていたので、どんな演出かな・・・?とドキドキしながら見に行きました。
オペラのハムレットはなかなか上演される機会が多くない、というか日本ではほぼないと思いますのできちんと見るのは私は初めてでした。
また、ハムレット役がLudovic Tézierということで、以前にバスティーユの運命の力を見て素晴らしいバリトンだ!とびっくりした歌手なのでそれも楽しみ。
オフィーリアのLisette Oropesaも大人気のソプラノなので、実際の演奏を聴けるのもわくわく。
しかし前半約二時間というのは長いですね笑
ソリストの方々は本当にすごい・・・
でも演出がやはり新しく、これってどういう意図なんだろう??と考えながら見ることができて、長くても興味津々で見ていました。
詳しくは書きませんが、狂気を様々なモチーフに落とし込んで演出しているのではないか・・・!?と私は思いました!
TézierもOropesaも素晴らしく、二人ともとっても歌うポジションが高いんだな~と実感しました。
Tézierの響き、声の豊かさと発語のクリアさは本当に素晴らしいです。
Oropesaもこんなに声が細いのか!とびっくりしましたが、響きがしっかりと三階席まで飛んできていてすごかったです。