フランス留学のためにミニマリストになりたい女

アラサーでフランス音楽留学中の女が奮闘する記録。

語学学校での学び直し

留学一年目を終えると共に、本当にフランス語喋れるようになってないな・・・という焦りというか深刻さを感じています。

聞く方はだいぶ耳が慣れてレッスンなどで言われている内容はかなりわかるのですが、いざ自分の考えを話すとなるとまだまだうまく言えません。

 

ということで、夏休みは語学学校に行って少し勉強のためのはずみをつけよう!と思っていました。

わりと一か月コースの学校が多く、一か月丸ごとは通えないので週単位でリーズナブルに申し込めるところがあったのでそこに二週間申し込んでみました。

 

結論からいえば、改めて自力でコツコツ頑張るしかもう語学が伸びることはないんだな・・・というのを実感しました。。。

まずレベル分け筆記試験ができない・・・。

この一年弱で文法の勉強をあまり真剣にしていなかったので、

細かいルールなどをすっかり忘れており日本にいた時より下のレベルに入ってしまいました。

 

この一年で上がるどころか下がっている・・・というショックと共に、

内容的には知っているものでも忘れていたり、完璧にできているか?と言われたら全然そんなことないので大人しく入れられたクラスで勉強することにしました。

 

一週間ごとに申し込める学校なので、授業は連続性がなく一回ずつ会話がテーマだったり、特定の文法がテーマだったりという感じでした。

周りは夏休みを利用して勉強している大学生から社会人という感じで、

クラスの雰囲気は良く平和に過ごすことができました。

先生は二人いましたが、まぁまぁ…という感じ。

 

二週間を過ごして、語彙を増やしたり、忘れていた文法を一部思い出したりという感じだったので、劇的に変わるということもなくとにかく行ってみた、という感じでした。

とはいえ、一年前よりできなくなっているという衝撃と危機感、学校に行ってもそんなに得られるものもないとなると、本当に自力で頑張るしか伸びる方法がないんだ・・・という崖っぷち感を肌で感じたので、二年目は本当にフランス語頑張ろう、と思いました。

 

 

 

ブルターニュ地方のスタージュ

6月末の試験がなかなか大変で、夏休みの予定を全く立てずに夏休みを迎えてしまいました。

そんな私を見かねて?学校の先生が8月にブルターニュ地方で行われるスタージュ(講習会のようなもの)を教えてくれたので、行ってみることにしました。

 

このスタージュはプロアマ問わず誰でもクラシックの声楽をやりたい人が参加できるもので、丸っと一週間共同生活をしながら、個人レッスンと最後にコンサートを行うというものでした。

学校の先生は主にアレキサンダーテクニック(歌手やダンサー、役者のために体を狙い通りに動かすことを目的としたテクニック)のレッスンを担当し、歌はもう一人別の先生がレッスンしてくださいました。

初めての先生でしたが、とてもいい方で色々な収穫がありました。

 

参加者は主にパリから来ており、合唱好きなアマチュアのフランス人マダムたち、というかんじでフランス人に囲まれて一週間過ごすことになりました。

食事は毎回自炊で、フランスの家庭料理をいただくなかなか珍しい機会となりました。

毎食の基本はサラダとパン。

そこに一晩漬けこんだチキンを焼いたり、ニシンのスモーク?をタマネギやニンジンなどの野菜とマリネしたものを加えたり、ハーブ?を混ぜ込んだお米を付け合わせたりなどなど。どれもシンプルながら美味しかったです。

また、初めてアーティチョークをいただきました。

圧力なべ?でしっかりと丸ごと茹でて、葉を一枚ずつ剥いて根本の柔らかい部分だけをかじって食べます。

木の実みたいなテイストなのですが、特段の味はなく、(ソースをつけて食べる)手間とカサのわりに可食部が少なすぎて、不思議な食べ物だな…という感じでした笑

ですが、周りのフランス人はおいしい!と口々に言って食べており、アーティチョークが嫌いならブルターニュを語るなかれ・・・のようなことを言っていました笑

 

ブルターニュイギリス海峡に面する海岸地域です。

滞在先も歩いてすぐ海に行けるところで、とてもきれいな海でした。

ということで、海の幸が特産!なのでエビと生牡蠣をいただきました!!

とっても美味しかったのですが、フランスの牡蠣は日本の牡蠣と違ってとても身が小さいです。

本当に一口なのに、パリだと一個一ユーロくらいするという高級品・・・。

また、ブルターニュはバターや塩も特産なので、ガレットやクレープも人気です。

クレープ屋さんでは特産のホタテガレットがあったのでいただきましたが、とっても美味しかったです。

 

参加者の皆様はとても温かい方ばかりで、なかなか流ちょうにコミュニケーションできない私も親切に仲間に入れてくれました。

共同生活を送ることで、毎朝の挨拶の時に名前を呼ぶのが大事な礼儀なんだな、とか

食べるものが同じでなくても、一緒に食卓を囲むことが大事なんだな、とか習慣文化を感じ取ることができた気がします。

 

驚いたのが最終日の夜に一人ずつ感想を言う場面。

運営についても意見があればぜひ、ということだったのですが何人かの方が不満だった点などをはっきりと発表していて、それに対して討論が始まり・・・というくだりが何ターンか起こり、深夜一時半まで紛糾したのです!!

日本人だったら、すべて終わった最終日は楽しかったです、ありがとうございました~みたいな当たり障りのない感想しか出てこないような気がするのですが、

ここでも自分の考えは言う、そして討論するというのが文化の違いに感じられて面白かったです。

 

音楽面ではもちろん、一般的な生活や文化の面でもたくさんの得るものがあり、素敵な海岸を楽しむこともでき、よい経験になりました。

(言葉の面ももちろん、当日朝までその日のスケジュールがわからないとか、衛生観念が違いすぎるとか、日本人的にはしんどい面も正直ある・・・とは思います。

それが乗り越えられれば・・・めちゃくちゃいい経験になります!)

 

2023年ソーラーリターンしました

ソーラーリターン(太陽回帰)は、西洋占星術で生まれた時のホロスコープ(出生図)にある太陽の度数と、今年のホロスコープ上の太陽の度数が同じになるタイミングのことです。

おおよそ誕生日と同じ時期になりますが、その後の一年をおおまかに占うことができるといわれています。

 

私はこのソーラーリターンから割り出したサビアンシンボル(ホロスコープ上の度数を一つ一つチャネリングでイメージ付けしたもの)で一年の様相、ムードをチェックするのが結構好きです。

今までの実感ではかなり当たっているような気がします。

 

これからの私の一年は魚座27度A harvest moon(収穫の月)もしくは魚座28度A fertile garden under the full moon(満月の下の肥沃な庭)と自分で占っています。

いずれも運命的な出来事に飛び込んでいく、叩けば開かれるという原理を体感する、というイメージがあるようです。

魚座の後半ということで、かなりスピリチュアルかつ一つの集大成であり出来上がったものを収穫するようなイメージがあるみたいです。

捨て身の意志が、大きなチャンスを開きます、というメッセージがずっと心に残っていて、2023年を見通す時にもこのメッセージをテーマにしよう!と思いました。

 

数秘術でもイヤーナンバーが5の年になるので、公私ともに忙しい一年になるといわれています。

4の年までに仕込んでいたことが一気に動く時のようで、9年サイクルのなかでも忙しい時期だとか。

 

既にソーラーリターンしてから学校の試験、ノープランで始まった夏休みも色々なお誘いやお出かけ、秋からのアルバイトが急速に決まったりしてなんだかんだと予定がギッチリになっています。

ちょっと前まで予定が真っ白だったのに・・・

はやくも激動の忙しさが垣間見えているようです。

 

公私ともに忙しいようですが、その中でも捨て身の意志でドアを叩き続けることが大事な一年かなと思っています!

果たして無事に一年後を迎えられているでしょうか・・・!