フランス留学のためにミニマリストになりたい女

アラサーでフランス音楽留学中の女が奮闘する記録。

歌う前のウォーミングアップの話

歌う前のウォーミングアップは人それぞれ色々な方法があると思います。

私も色々なネタを仕入れては試し、よかったら続けるしピンと来なかったら辞めるし、どんどん変わっていくものですが、とりあえず最近のやり方を書いておきます。

 

○体をあたためる

 

まずは血行をよくして、関節や筋肉を緩めることからスタートします。

上半身をひねるストレッチや胸、脇を伸ばすストレッチ、股関節、背中、腸腰筋のストレッチなどします。

 

血行がよくならない限りは筋肉が思うように動かせないので、まずはそこからです。

お酒を飲んでカラオケをすると翌日声が枯れてしまうことがあるかと思いますが、あれはアルコールで血行が促進される→声が出やすくなる(若干耳も詰まったりして音が聞こえづらくなるのもあるかも?)→ついつい声を出しすぎてしまい声枯れ

という状態かと思います。

 

とはいえ、シラフのカラオケでも!歌う前は体を動かして血行を良くしておくことをおすすめします。体ががちがちの状態では思うように筋肉が動かないので声が出づらく、喉でむりやり声を出そうとしてこれまた声枯れの原因になってしまいます。

 

また、体は常に皮膚の重さに引っ張られているそうなので、特に上半身の皮膚を上に運ぶように撫でて動かすこともします。肺を広げるために、肋骨が動きやすいようにするためです。



○筋肉にはりをもたせる

 

筋肉はリラックスしすぎ(弛緩しすぎ)でもきちんと動けません。寝起きにいきなり歌ってください!とか走って!とか言われてもへろへろでうまくできないと思いますが、ある程度の緊張、エネルギーがないと筋肉は思うように動けないのです。

 

なので、ストレッチして緩めるだけでなく、プランクなど腹筋運動を歌う前にするようにしてから、声が出しやすくなりました。アスリートが試合前にウォーミングアップでするような、軽いランニングやジャンプして心拍数をあげたりするのもいいようです。



○喉をあたためる

 

ひとしきり体を動かしてから、声をだします。

唇や舌、軟口蓋を自由に動かす練習として唇をブルブル震わせたり、巻き舌やフランス語のRの音などをいろんな音程で出したりします。

このあたりが自由に動かせないと、言葉をはっきりさせながら歌うことができません。

 

声帯をくっつける練習もします。言葉では説明が難しいですが、千と千尋カオナシのような笑 感覚で声自体は出さない?と声帯がくっつく感じになると思います。

喉を押して声を出すと声枯れしてしまうので、決して押さない(=声帯をくっつけすぎない)でも合っている状態に息を流すことがとにかく重要で、なかなか難しいことなのです。

 

発声練習は低い音域から始めます。低い音域で喉の筋肉をあたためてから、徐々に高い音域まであがっていきます。

カラオケでもいきなりハイテンションで高音を出す曲より、一曲目は低めの音域の曲がいいかもしれないですね。

 

などなど、今時点のウォーミングアップ方法についてご紹介してみました!

喉は大事な一生ものなので、みんな大切に使いましょう・・・!