フランス留学のためにミニマリストになりたい女

アラサーでフランス音楽留学中の女が奮闘する記録。

フランス音楽院留学レッスン日記①

また新たにシリーズ?にしていこうかと思うのが、日々のレッスンで心に残ったこと。

既に個人レッスンが二回あったのですが、それぞれとても素晴らしく、

こんなレッスンを週に一回もしくは二回受けられるなんて、

それだけで年間1000ユーロお得すぎる・・・!と感動しています。

(私はパリ郊外の公立音楽院に留学しており、学費は外国人価格&該当地区に住んでないということで一番高い学費なのですが、それでもこの円安を鑑みても約14万・・・。

普通に一時間レッスンなので、日本の相場でいえば一回一万円は当たり前にするような

素晴らしいレッスンを14回受ければペイしてしまう・・・と思いました。)

 

 

音楽院のレッスンは、声楽の先生のみの日、コレペティの先生のみの日、二人がそろっている日があり、都度都度予定を組んでやっているようです。

 

まず入試後初めてのレッスンは、声楽の先生のみのレッスンでした。

この日は体を起こすエクササイズや、呼吸の練習などをメインに教えてもらいました。

 

この日の名言!は、

 

「声は喜びが大好きなのよ!」

 

という言葉。

要は緊張していたり、悲しんでいたりする時はどちらかといえば小さく、しぼんだ声になるのが自然かと思います。

大きな声、豊かな声は、嬉しい時、喜んでいる時の方が出やすいものでしょ?

なので、歌手はいつも喜びでいっぱいでなくては!ということだそうです。

言われてみればその通り・・・なのですが、レッスンの録音を聞くと全然ハッピーに聞こえない自分の声・・・笑

なんか暗い~~なんで~~!

 

そしてもう一つ。

 

「歌手であるには、いつでも自分に歌うことを許可すること!

他の選択肢はない。うるさくても、いくつだろうと、歌うことを自分に許してあげること」

 

自分なりに自分の歌を大事に守ってここまできたつもりですが、

やはりなかなか評価されなかったり、そんなことして何になるの?という声に少なからずめげる時もあります。

でも、それでも、自分は自分に歌うことを許可してあげること。

許してあげていいよ!と背中を押してもらったようで、

すごく心に残りました。

 

なかなか自信がなく、体がうまく使えていないし、自分の声がどんな声だかもよくわからないような私ですが、一からここでやり直してみたいと思っています。