フランス留学のためにミニマリストになりたい女

アラサーでフランス音楽留学中の女が奮闘する記録。

パリ地方音楽院の授業が始まりました!

入試から一週間、早速学校の授業がスタートします。

公立の地方音楽院だからか、フランスだからか、すべてがゆるゆるというか謎だらけ・・・笑

入試の合格発表がその日のうちにあり、

その場で先生から口頭で金曜日何時に〇〇教室にきてね!とだけ言われる・・・

 

何の授業だろう??笑

 

最近色々やらかしまくっている私は、少し学習したので、

先生に何か準備はいりますか!!!???と質問。

 

先生「なにも!」

 

え・・・そうなのか。

いや、なんの授業なんだろう・・・笑

まあでも準備いらないらしいから行けばわかるか~

 

なんというか、学校のコースとか、なんの授業があるのかとか、何もわからない。

学校のホームページとかすごい見づらいし、

オリエンテーリング的なものは何もない・・・

 

そして授業当日。

おお!入って入って~と先生。

何やら譜読みしてる??学生が数人。

 

じゃあ~~~これを譜読みしてください!

何分いる?10分?15分?

 

 

あ~~~~新曲視唱の授業だったのかーーーー!!笑

うん、準備はいらないね・・・・

だがしかし・・・こういうのやるの、いつぶりだろう・・・・笑笑笑

15分ください!!

 

 

 

日本の新曲視唱は、音大とかだと作曲の先生が作った無調みたいな(一応調性あるらしいけど、音飛びすぎて無調・・・?みたいになってるやつ)を音名(ドレミ)で歌うのが普通なのですが、フランスだと簡単な歌曲とか重唱とかを歌詞付きでやるのがスタンダードだそうです!!

 

渡されたのはシューベルトの短い歌曲?らしい。

(この曲知ってたら楽勝だよね)

 

音はシンプルだけど、周りで違う音が鳴りまくってる教室で読むの厳しいのですが・・・笑

 

 

とはいえ、周りもそんなにハイレベルな感じではなく、ほっと一安心。

伴奏も弾いてくれるので、ちょっとごまかしつつまあ最後まで歌えました。

歌詞つけて歌える?とのことで、すこしドイツ語の歌詞を読んでから

歌詞付きでちょいごまかしつつ歌ったり。

ピアノ弾ける?とのことで、前奏をちょこっと初見で弾いたりなど。

どうやら、レベル分け試験だったらしい・・・

 

周りの新入生とともに、まあまあじゃない?というかんじで仲良く四段階中の三段階に入った?模様。

来年試験があって、新曲視唱だかダカーポアリアの装飾付けだか、いくつかの中から選べるような話でした。

 

そして別の日、個人レッスンのあとに門下生みんな集まる授業!みたいなのが夜21:45まで予定されており(遅い・・・)これもまた謎。

なんの授業・・・・?

ちょこちょこ入ってくる情報によると、スタイルの勉強とかエクササイズとか色々やる、みたいなふわっとしたことしか入ってこない・・・

 

と思っていたら、その日のレッスンで先生に、

今日の夜何歌うの?

と言われる。

 

え・・・??何か歌うの??

とポカーン。。。

まあ試験の曲でいんじゃない、とのことですが、楽譜もってない。。。

でもそこはフランス、大丈夫だよ~コピーしておくよ~と先生。

ゆるい、、、

 

そして夜の授業。

新入生も入ったということで、一人ひとり自己紹介。

公立ならでは?なのかバラエティ豊かなメンバーたち。

ざっくりと、地元のフランス女子たち、バリバリ声がでる韓国男子たち、なんかあとイタリア人、中国人、ベトナム人、ロシア人、日本人わたし、みたいな面々。

レベルも本当に様々で、副科みたいな子もいれば、すでにパリオペラ座の合唱として働いてる韓国テノールが二人もいたりします。

でもみんな和気あいあいと、のほほ~んとした雰囲気。

先生がひたすらに明るくて暖かいのです・・・

 

ひとしきり自己紹介や、情報を登録してね~やら、レパートリーを書き出して提出しましょう!などなどあってから、

では一人ずつ歌いましょう!とのこと。

 

私以外の新入生も、え???歌うの????となっていたので、知らないのは私だけではなかったようです笑

よかった。。。

 

そんな感じで、レベルも様々な生徒たちが歌を次々披露して授業は終了。

韓国男子に、毎週何か歌うの??と聞いたら、そうだよ!と教えてくれました。

どうやら毎週プチ発表会的な感じ、時々ゲスト講師とか違うイベントあるよ、

的な授業のようです!!

 

そんなこんなで、学校が始まりました。

まだいつ行われるのかわからない授業もあり、謎に包まれていますがそのうちわかる・・・はず・・・笑