フランス留学のためにミニマリストになりたい女

アラサーでフランス音楽留学中の女が奮闘する記録。

声楽家の喉ケア

先日コロナウイルスに感染してしまい、かなり喉に炎症が起こってしまいましたがそれもどうやら収まりました。

 

kyonsoprano.hatenablog.com

 

声楽を続けて気づけば20年以上経過・・・(恐ろしい・・・)常に喉の状態を気にして生きている年月も20年という感じです。

私はそんなに喉を酷使してきていませんので、大層なケアはしていないのですがそれでも多少のコツというか、ポイントはあります。

(今まで声帯結節などになったことはありません!)

 

〇喉のうるおいを保つ

ごく当たりまえですが、乾燥はとにかく喉にダメージを起こします。

また、喉に菌やウイルスが付着したとしても飲み物で胃まで押し流せば、胃酸が殺してくれるそうです。

なのでとにかく少しでも喉が渇いたな、とかあまり水を飲んでないな?と気づいたらすぐに飲むことが大事です。

なかなか状況的に難しい時もあるので、そういう環境にいる時は注意です。

何かもらってる可能性を考えたほうがいいです。

 

〇うがい

うがいはやはり有効です。

手洗いうがい習慣の徹底と、うがい薬を使った方がいいです。

うがい薬は殺菌効果があるので、口内炎ができたときもうがい薬で頻繁に口をゆすぐと治りが早くなる感じがします。

喉が痛くなったあとも、とにかくうがい薬でうがいをして炎症をおさえることに努めるとダメージが少なく済みます。

 

〇咳き込まない

今回のコロナでは普通の風邪よりも喉の炎症が強かったのでかなりダメージが心配でしたが、どうにか大丈夫でした。

とにかく咳は喉に悪いです。

鋭い呼気が声帯や喉を何度も通過することで、炎症を増幅させていきます。

咳き込めば咳き込むほど炎症が広がり、菌やウイルスが出ていったあとも炎症が残ってしまいます。

 

コロナにかかった時にかなり咳がでたのですが、

咳が出そうになったらすぐに水を飲む、喉スプレーをする、飴をなめる、うがいをする、その時できる対処ならなんでもいいのですがとにかく咳き込まないことで喉ダメージを最小限に抑え続ければ、炎症もあまり尾を引かないはずです。

 

〇異変を感じたらすぐ薬を飲む

声楽家は特に体調にセンシティブというか、もはや過剰なくらい気を配っているのでちょっとの異変にすぐ気づく人が多いと思います。

もしかすると声楽をしない人は、気づいたらだいぶ具合が悪い、、という感じかもしれないのですが、とにかくちょっとでも喉がおかしいかも、唾を飲んだら喉が痛いかもしれない、寒気がするかも?と思ったらすぐに風邪薬を飲みます。

次の日問題なければラッキーだし、だいたいそういう気づきは当たります。

フライング気味に薬を飲むと長引かずに済みます。

 

また、私は最近一緒にビタミン剤も飲むようにしています。

極論自分の体の免疫力に頑張ってもらうしかないので、できることといえば体に栄養を送る、休ませる、というのが最大にして唯一の対処だと感じています。

 
〇刺激物は注意

私は辛い食べ物が大好きなので、これはややストレスとの兼ね合いもあるのですが、歌う前や歌った後などに辛いもの、お酒などは控えた方がいいです。

特に歌った後は喉周りが疲労しているので、下手をすると炎症に繋がってしまいます。

お酒もお酒自体は悪くないのですが、お酒を飲むと知らず知らずに大声で喋ってしまい、それが喉によくないらしいです。

こういったものは体調や前後の予定などを考えて、問題ないタイミングで取るように気を付けています。

 

などなど、当たり前のことばかりですが少し気を付けていれば喉枯れなどを長引かせずに過ごせると思っています。