フランス留学のためにミニマリストになりたい女

アラサーでフランス音楽留学中の女が奮闘する記録。

フランス語検定試験それぞれ

日本で受けられるフランス語の試験はいくつかあります。
何かペースメーカーになるものがないと独学は特にだれてしまうので、中期的な目標作りに試験はいいものです。
もちろんフランス語能力の証明が必要な場合、避けて通れないものでもあります。

仏検

実用フランス語検定(通称仏検)は日本の試験です。
2020年のコロナ禍で?(関係なく、ですかね?)経済的に厳しいため寄付を募るなど存続の危機だそうですが・・・

 

私は音大時代に就職活動の役に立つかな?と思い仏検の準2級と2級を受けて合格しました。
仏検は日本の試験なので日本以外では通用しませんが、日本では後述するDELFやTCFと履歴書に書いてもなにこれ?で終わってしまうかな、と思い、仏検2級と書いてあった方がフランス語できるんだな!と思ってもらえるのでは、と思い受けました。

本格的にフランス語を使う企業では、もちろんDELFやTCFの方がアピールになると思いますが、新卒の段階であまりフランス語を使う企業の門は開かれていなかったので、一般的な日本企業では英語もフランス語もできるんだ~と受け取ってもらえました。

 

仏検は筆記試験と口頭試験があり、ほとんど英検のようなかんじです。
ただ、レベル感的には仏検の二級が英検の準二級くらいかな?という印象です。

私は公式問題集を繰り返し解いたのと、日仏学院の短期仏検講座に行って準備しました。

○DELF

フランスで通用するフランス語試験です。
筆記試験と口頭試験があり、A2からC2までのレベル別に受験することになり、合格すれば一生有効の資格となります。

日本で受験する場合は年に一回しかチャンスがないため要注意です!
私はB1レベルを受けようと準備していましたが、申し込みをだらだらしていたがために満席になってしまい受けられなくなってしまいました・・・。

 

フランスの大学に語学試験なしで留学するにはB2レベルが必要だそうです。
(B2はB1より上です。)
エッセイや口頭試験もあるので、結構準備は大変そうです。
今後受ける機会があるかどうか・・・笑

○TCF

DELFを受けそびれた私はTCFを受験しました。
TCFもDELFの代わりにフランス語能力をフランスで証明することに使えますが、こちらは有効期限が2年間と限られます。

 

筆記試験しかなく、全員同じ試験を受けて点数によってA2~C2のレベル判定を受ける形ですのでTOEICのようなイメージです。
TCFは日本では二か月に一回くらいは受けられるので、だいぶ気軽に受けられます。

 

私が受けたのはTCFオンラインだったので、会場に出向いてパソコンで試験を受けてすぐに結果が出ました。
一応目標としていたB1の判定をもらえたのでよかったです。
準備のために、TV5の練習ページをすごく使いました。

apprendre.tv5monde.com


ですが、本番は結構環境が違って、リスニングなどで思ったより選択肢の先読みができずかなり苦戦しました・・・。
半分くらいわからない問題を解き続け、かなり時間もギリギリで途中心が折れそうになりましたがなんとかなって良かったです笑

試験が終わってすっかりだらけてしまっているので、留学に向けてしっかり勉強していかねば・・・です。